フォームブリッジはkintoneユーザー以外でもkintoneにレコード登録できる便利な製品サービスです
kintoneアカウント持っていないても、kintoneを活用できるので情報追加するだけって場合やホームページの問い合わせに活用することができます
そして、CustomineのJobRunnerはWebhookや定時実行タスクなど活用の幅が最近広がったサービスです
今回はフォームブリッジとJobRunnerを組み合わせて、フォームブリッジからレコードが追加されたら担当者にkintone通知を飛ばしたいと思います
フォームブリッジとkintone通知の相性
そんなによくないw
フォームブリッジに入力された内容によって、通知メールの送り先を変えるってことは可能です。
回答後の処理に管理者通知メールってのがあります。その設定でフィールドの値を条件にして宛先アドレスをいくつも設定すると、例えばA施設に問い合わせが入るとA施設の担当者にメールが送信されることは可能です
kintoneの通知となるとハードルが上がる?
そして、レコードが追加されたことを通知することも可能です
では、回答内容によってkintoneの通知するユーザーを変更できるのか?


レコード条件通知を毎回設定変更することは現実的ではない
例えば、Aさんの担当がキンボウズだとしましょう
AさんのIDは0099と仮定して、IDに0099と入力されたレコードが存在すると通知をするようにすれば通知はされます
- 利用者の人数分レコードの条件を設定しますか?
- 担当が変わる度にレコードの条件を変更できますか?
- 担当は番号順に綺麗に割り振ることができますか?
無理矢理ルールとして設定することも可能ですが、面倒臭いですw
そこで、CustomineのJobRunnerを活用してみた例を紹介します
Webhookでフォームブリッジ→Customine→通知
まず、アプリを2つ準備します
- フォームブリッジに入力された内容が追加されるアプリ
- 利用者情報が入力されたマスターアプリ
- フォームブリッジに入力
- kintoneに追加
- 追加されたタイミングでルックアップ
- ルックアップが実行されたら該当ユーザーに通知
こんな流れを実現してみました
JobRunnerの設定
まずフォームブリッジに入力された情報が追加されるアプリにkintone接続設定を行うアクションを設定します
アクション実行の条件はWebhookを開始した時としておきます
次に、Webhookから渡されたレコードを取得するアクションですね。そのままで、今回であればフォームブリッジに入力された情報を取得することになります。
次に、フォームブリッジに入力されたID(文字列1行)をCustomineを使ってルックアップフィールドにセットすることでルックアップ取得を自動で行います
そうすることで、利用者管理の入力されたユーザー選択の情報を引っ張ってきます。そのユーザー選択に入力されたユーザーへ通知を行うのがゴールです・・・

kintone がエラーを返しました。
「ルックアップ」の値「0001」が、ルックアップの参照先のフィールドにないか、またはアプリやフィールドの閲覧権限がありません。
ってエラーになりました
さて、最後にフィールドに値をセットします
説明した通り、IDをフォームブリッジで入力してもらい、そのIDの値をルックアップフィールドへセットすることでルックアップを自動化させます
通知の設定は色々考えられるけど
方法は色々と検討できると思いますが、今回はこんな設定をしてみました
ルックアップフィールドが空欄でない場合、ユーザー選択フィールド(今回なら担当者)に追加されましたと通知が入る
最初はルックアップフィールドは空欄ですが、JobRunnerでIDをルックアップフィールドにセットします。
セットした時点でユーザー選択にも担当者の情報が入りますので、その担当者に通知が飛ぶというわけです
