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介護事業所のホームページを自作してみよう

「ホームページを作りたい」ってご相談を受けることがあります。

介護事業所を立ち上げるんですが、ホームページがないので、「できるだけ自分たちで運用したい」

ホームページは作ったけど、更新方法も投稿方法もさっぱりで、事業所のホームページ開設してから一切更新していない。最低限ホームページの存在と、お知らせを公開したいって問い合わせも時々入ります。

  • 集約目的ではなく、まずネットに存在させたい
  • 軽微な部分を含めて、やれることは自分たちでやりたい
  • ミスして真っ白になっても心は折れない

ロに保守運用まで頼んだ方が安心安全ですが、僕も含めて「できるとこは自分でやりたい」って人が一定数いると思います。

今回とある人に相談されたので、その方向けに作った資料を元に書いてみます。(ちなみに私は素人に1本毛が生えたレベルです)

事業所のホームページに必要な機能を考える

ホームページが欲しいと言っても、どんな機能があればいいのかは事前に検討しておく必要があります。

  • 独自ドメインのURL
  • 独自ドメインのメールアドレス
  • 問い合わせフォーム
  • ブログページ
  • スマホ対応の有無

情報を発信したいだけであれば、noteとかYouTubeとかを活用した方が楽ですし、コストもかかりません。

事業所専用のURLがあって、メールアドレスもあって、問い合わせフォームを設置することで相談がオンラインからも入るようにしたい。

独自のドメイン、例えばこのサイトのアドレスはhttps://kinbozu.comです。こんな感じで自分専用のURLが欲しいのであれば権利を買う必要があります

ドメインは誰も使用していないものであれば簡単に権利を買うことができます。(一部co.jpなど条件がありもある)

サーバー契約するか、パッケージサービスを利用するか

ドメインを契約しても、情報をオンラインに公開するのであれば情報を置いておく場所を確保する必要があります。一般的なのはレンタルサーバーですね。

無料のレンタルサーバーもありますし、有料のレンタルサーバーもあります。無料の場合、独自ドメインが利用できないケースが多いので、ビジネスとして利用するのであれば有料サーバーを契約しましょう。

サーバー契約して、独自ドメインを設定することでメールアドレスも作成できたりするのでレンタルサーバーは便利です。ホームページはあっても、メールアドレスがないので問い合わせが入っても通知する先がフリーメールだと介護事業所としては不安が大きいです。

サイトの規模によってレンタル料金を選択できるサービスもありますので、最初は低コストで小さくスタートできるのもポイントかと思います。

レンタルサーバーを契約せずにホームページを作成できるサービスもあるので、ここからはレンタルサーバーを使ってサイトを作るWordpressと、サーバー契約不要のStudio2つのサービスを紹介します。

WordPressで介護事業所サイトを作る流れ

WordPress(ワードプレス)とは、サイトの作成やブログの作成などができるCMS(コンテンツ管理システム)の1つで、無料で公開されているソフトウェアです。

僕もいくつかのサイトはwordpressで作成しました。無料有料のテーマが多く公開されています。自身のイメージに合ったテーマを利用することで、作成にかかる手間を短縮させたり、大きな失敗を防ぐことにも繋がります。

  • シンプルな施設の概要が確認できるサイト
  • レクリエーションの様子をたくさん掲載した写真メインのサイト
  • 採用情報なども掲載した、オールインサイト

まず、Wordpressを設定する場所を確保するために、サーバを準備する必要があります。

ドメイン接続

WPXSpeedを契約していたので、そちらの画面を使って説明します。

ドメイン契約して、レンタルサーバー契約したらその2つを紐づける必要があります。このドメインはこのサーバーで使うんだよって設定をします。

サーバー毎にネームサーバー情報が異なりますので、ドメイン契約先(今回はお名前.com)にて、このサーバーで使うぞって設定しておきます。(ドメイン>ドメイン機能一覧>ネームサーバー設定にて、契約したレンタルサーバー指定のネームサーバー情報を利用予定のドメインに設定します)

設定反映まで少し時間がかかりますが、反映されたらレンタルサーバーで独自ドメインが利用できるようになります。これで独自ドメインを利用するWordpressをレンタルサーバーにインストールすることができるようになります。

.jpとか.co.jpとか何でも選べるの?

.comは登録条件は特にないです。.jpは日本国内に住所があることが条件。.co.jpは法人であることや1法人につき1ドメインなど条件があります。kinbozu株式会社は、日本国内の法人ですので、https://kinbozu.co.jpを会社のドメインとして登録しています。

ちなみに、or.jpは日本国内に住所のある、医療法人や社団法人 財団法人 監査法人などの団体が登録可能です。

テーマを決めよう

自分でサイトを作成する能力があればこの記事は読んでいないと思いますので、Wordpressのテーマを利用する前提で書きます。

と言っても、テーマの数は多いので色々検索して自分のイメージにあったものを選びます。ちなみにこのサイトはStork19ってテーマを利用しています。

医療Wordpressテーマ 介護Wordpressテーマで検索したらたくさんヒットすると思います。使い勝手とかもあるので、ぼくもいくつかテーマ試してきました。既製品なので、完全オリジナルと比較すれば色々と思うとこもありますが、1万円前後でここまで活用できるなら悩みは消えるかと

Google関連の設定

テーマの設定が完了しても、検索エンジンにサイトの存在を知ってもらわないとネット検索で表示されない。やることはやれることは色々とありますが、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを設定して、サイトマップを送信するようにしましょう。

WordPressのテーマだと、Googleアナリティクスのコードを入力する欄があったりするので便利です。なければテーマエディターやFTP、レンタルサーバーのファイルマネジャーなどを使ってコードを指定部分に貼り付けます。

設定しておかないと、直接URLを入力してもらうかQRコードで読み込んでもらうとかしかサイトにアクセスする方法がなくなります。不便です

せめて、事業所名を検索された時ぐらいは検索ヒットするようにしたいです。

あとは良質コンテンツを定期的に発信して、良いサイトにしていくだけ(これが大変)

介護事業所なら、日々のレクリエーションなどをアップするかと思います。ただ、相当凝ったレクとコンテンツを考えないと検索ヒットはしないです。「焼きそばを作りました」で介護施設を検索する人はほぼいないですからね。

検索上位を目指すというよりは施設の取り組みを知ってもらうきっかけにサイトが役割を果たす。サイト公開の目的を最初にしっかりと決めておく必要があります。サイトに訪れる人は多いけど、申し込みは一切来ない、採用サイトへのアクセスも少ない。それでいいのか悪いのか?

この辺りはまたどこかで紹介するとして、次はレンタルサーバーを契約しないタイプのSTUDIOを紹介します。

Studioでサイトを作る流れ

レンタルサーバーもWordpressを利用しないサイトづくりができるSTUDIO

自分でサイトをデザインしてくのですが、HTMLとかCSSとかの知識がなくてもサイトが作成できます(知識あった方が綺麗にカッコ良く作れる)

Studio登録

まず、STUDIOを利用できるように無料登録します(あとで必要に合わせて有料登録する)

サイトを公開するだけであれば無料で公開可能です。

独自ドメインを利用したいとか、Googleアナリティクスと連携させたいとか機能が欲しくなると有料契約が必要となります。

とりあえず無料登録してサイトを作ってみる。

作れそうだと感じたら、有料契約してみるのも良いかと思います。それぐらい手軽に利用できます。

デザイン作成

デザインもテンプレートが豊富でした。Wordpressのテーマみたいに気に入ったテンプレートを選択します。僕は勉強のために空白でサイトを作成しました。(https://kinbozu.co.jp)

YouTubeで作成に必要なコンテンツをアップされていますので、是非ご視聴ください→STUDIO Japan

独自ドメインを使うか使わないか

無料か有料か検討する1つのポイントとして、独自ドメインを利用するかしないか

サイトのURLがあればいい、特に検索で引っかかるとかメールアドレスを独自ドメインで運用したいとかがなければ、無料で https://〇〇.studio.siteでサイトを公開して運用することが可能です。

ただ、ブログみたいに利用したいとなればCMSの機能を使うことになります。

無料とBASICプランはCMS記事公開が5つまでなので、ブログとして利用するのであればPROプランの契約が必要ですね。まぁサイトはサイト、ブログはブログで運用してもいいです。(ブログはnoteとか、Wordpressで別サイト作るのもありですね。僕はブログはWordpressで運用してます)

独自ドメインをSTUDIOで設定する時、少し悩んだので概要書いておきます。

まず、STUDIOでこのドメイン使うぞってドメイン契約先で設定する必要があります。

ネームサーバーの設定→ドメインDNS設定→DNSレコード設定を利用する

レコードを追加します。追加する値はSTUDIOの画面でも確認できますが、

TYPE:A
VALUE:35.194.122.208

上記の情報を登録します

設定が反映されたらSTUDIOで独自ドメインの設定が可能となります。TLS証明もやってくれるので、安全サイトアピールできますね。

STUDIOでメールアドレスは運用できますか?

できないです(2021年11月時点)

レンタルサーバーみたいに、ドメイン設定したらメールアドレスを設定できるサービスではないです。なので、STUDIOで設定した独自ドメインをメールアドレスとして使いたい場合はドメイン契約先で新しくメールサーバーの契約とかする必要があります。

お名前.comなら、お名前メールってサービスを利用することで、メールアドレスを運用することができます。

可能であればサイトのドメインとメールのドメインを合わせておきたいですよね。

Google関連の設定

WordPressでも書きましたが、サイトの存在を知ってもらいたい。ネット検索でヒットさせたい場合、BASICプラン以上であれば、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールの設定が可能ですので設定しておきたいですね。STUDIOだと、Appsを使って設定となるみたいです。

Appsといっても、コードを追加するだけなので簡単に連携設定が可能です。

サイト作成のスタートラインまでの話でしたが、知識がない状態で自分で作るのは大変です。一般に公開されているかっこいいホームページにはなかなかなりません。プロに頼むとお金はかかりますが、安心安全です(ケースによるけど)

ただ、やっぱり自分たちの事業所の顔は自分たちで作ってみたい。全て出なくても、運用や記事の投稿は自分達でやりたいものです。

あまり参考にならないと思いますが、これから自事業所のサイトを作りたいと思っている方のネタになれば嬉しいです。

kinbozu株式会社では、医療介護福祉業界の業務改善サービスを提供しています。
「開発,教育,継続」を重視しています。

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