「なぜkintoneなんですか?」と聞かれることが多い今日この頃
別にkintoneじゃなくても良かったんです!!
抜け出せない迷路みたいな地獄から抜け出したかっただけであって、たまたまkintoneを知って使ったらハマっただけ(吟味はしたよ!!)
きっかけは運であり、今はちゃんとお勧めできる
誰のため、何のために仕事をしているのは分からなくなった
kintoneを使うまでは、職場や部署を問わず昔から
Excelでデータ管理→グラフ作成→パワーポイントで資料っぽくするという流れの繰り返し
- 会議の為にExcelにデータを蓄積
- 会議の為にグラフを作成
- 会議の為にパワポ で資料作成
毎週会議があるので、ルーティン化・・・できない
会議の度に必要とされる数字が変わってくるのでルーティンにはできない





当然のことですけどね。考え方は変わるし、世の中動いているんだもの・・・
昨日欲しい情報が今日は不要
5分前に欲しい情報はもういらない
Excelを共有フォルダーに入れてみたものの、会議当日は資料として欲しいと言われる

会議のために残業する
会議の度に改変されていくエクセルシート

って考えることはできず

俺しか使えないシートなんてそんなの誰が求めてる?
一生似た様な会議資料を作り続けるのか?
嫌だ!!
そもそも数値確認の会議に何の意味があるのか?
Excelシート見てくれよ。意見があるならメールで送ってくれたらいいやん。
え?そのコメントをまとめた資料が必要・・・
もう嫌だ
マクロとか組めたらいいんでしょうが、その辺りは怠惰ですから~汗
能力不足でゴールが全く見えない
kintoneであれば
- アプリでデータ共有
- グラフや集計で欲しいデータを確認
- コメントやスペースで考えを共有
全て標準機能、ライトコースで十分賄えます
しかし、現場の人間がどういった経緯でkintoneなんて知ることができるのか?
営業なんて来ないし、来たとしても自分の元まで資料なんて届かない
奇跡的に峠さんがkintoneってのがあるらしい、地域の会議で発表してくれたから知ることができたが、運です運
自分の持っているスキルと手札ではどうにもすることはできなかった
kintoneを知らなければ、今でも資料作成に相当な時間を割いていたんだろうな~
kintoneがどれだけ良くても使えない
運よくkintoneを知った自分は、峠大先生から1ユーザーをGETして利用することになった

機能をほとんど理解していないが、とりあえず操作が簡単だし、よく名前の聞く大企業がたくさん使っているから・・・きっといいんだろう
5ユーザーからの契約!?
一人では使えない・・・仲間を職場で探す
- kintoneってツールがあるよ
- Excel管理データを簡単に共有できるよ
- 集計やグラフ作成も簡単っすよ
提案資料を5枚程度作成し、グループ内の利用しそうな人に提案→OK
実績も説得力もないので、広がらない業務改善
5ユーザーの利用者を確保したので稟議書提出(kintone知ってから3ヶ月経過)→お呼び出し
無理矢理導入しない方がいいのでは?やりたいなら一人でやればいいんじゃないかな?
- 転職してまだ浅く、実績も説得力もない
- kintoneを理解してないから、話が浅い
- 急ぎすぎた
- 本当の仲間がいない
どれだけ良いものだと言っても、知らない人からしたら怪しい勧誘
振り出しではなく、マイナススタート!!
諦めるという選択肢は・・・ない
便利な物を知ってしまうと人は簡単に不便に戻れない・・・
5ユーザーを3ヶ月利用する許可をもらう(一人で・・・)
kintone管理者の孤独な闘い
周辺にkintoneを利用している人がいない(この時点では峠さんとそんな密に連絡する関係ではない)
セミナーとか、勉強会が開催されているという情報はメールマガジンとかで知ってはいましたが

実際はシステム担当じゃなくても参加すべき!!いや、システム担当じゃないからこそ参加すべき!!
だってノーコードで扱えるんですからね・・・
問題を抽出→デジタル化するメリットを検討→優先順位決定→アプリ作成
知識0からのスタートなので、まずはサイボウズが公開している資料を読み漁る
一番読んだのはkintone資料(ダウンロード)ページにあるkintone便利に使おうガイドブッグシリーズ!!
全て印刷してファイルに挟んだり、電子端末に入れてkintone触るときも、寝る前にも何度も読みました
(ガイドブックにでてくるキャラクターのモデルが実在することを後日聞いてテンションが上がりました)
色々とkintoneでは出来ないことも理解していくが、プラグインや連携サービスを導入する予算もない
- とりあえずGoogleで検索
- TISさんの無料で公開されているプラグインを駆使する
- cybozu developer networkに公開されているサンプルコードをコピペして試す

そして3カ月経過して、関連レコードは理解できない状態までスキルアップする
kintoneで変わると信じながら進む
- 患者情報アプリ
- 施設情報アプリ
- 都道府県地名アプリ
- 病名アプリ
医療verと介護verのセットを作成し、再度プレゼンを行う
5ユーザーを活用したい(仲間が欲しい)
5個くらいしか印鑑押すところがない稟議書に10個以上の印鑑を押して提出
今思えば痛い子だったかもしれないけど、絶対に現場環境が良くなるという意地で動いていました
通すしかない状況にして押し通すことで、もう後戻りができない状況(するつもりもない)
熱い思いは周囲にとっては迷惑なケースも

Excelデータをどんどんkintoneに読み込ませてアプリを完成させていく
色々あったけどスタートできた充実感からの
「Excelの方が楽じゃない?」
「入力するのが面倒くさい」
変化を求める人がいるということは、変化を嫌う人もいるってことを忘れていた・・・
さてどうしようか?
撤退はない!!
不満点を現場で修正できるのがkintoneの良いところなはず!!
気になる点、欲しい機能、雑談をしながらアプリを修正していく・・・
個別対応個別面談からの対面開発
PDFダウンロード問題→ジョイゾーさんPDFプレビュープラグイン
文字色背景メリハリ問題→デベロッパー公開の新デザイン版条件書式プラグイン
ダラダラフィールド問題→スマイルアップさんのタブメニューJavascript
探せばどうにかなるんだけど・・・

kintoneについて、社外の情報を収集してみる
そういえばメールマガジンでイベントしてるとか書いてたな~参加してみるか!!
Cybozudays2017 osaka
基調講演聞いて、1つセッションを聞いて・・・帰宅
人が多すぎて、IT業界のイベントのノリについていけないし、知っている人もいない

2日目も申し込んだセッションをいくつか聞かずに帰りました。
常にスーツでがっちり決めているのがイベントってイメージだったので、パーカーやポロシャツで出迎えられ、色々と驚き処理できない状況だったかな?
サイボウズデイズを相当楽しんでいる今の自分からすると勿体ないなと感じますが、最初に何も知らずに一人で参加する人って同じように早々に帰る人もいると思います

回避方法はとりあえずTwitterを登録しておくことかな?
つぶやかなくてもいいから、#cybozudaysで検索する。どんな人がどんな思いで参加したり登壇しているのか分かるだけでも孤独感は薄まると思います。
実際僕も翌年のサイボウズデイズでキンスキ松井さんにTwitter経由で声掛けしました(まだ喋って1年ちょいか・・・)
もし松井さん見つけることが出来れば名刺交換していただきたい!!
— キンボウズ@瀧村 kintone eva (@kinbozuu) December 3, 2018
kintone hive2018 osaka
心が折れつつも時々サイボウズから送られる来るメールマガジンを確認する日々
kintoneのイベントがあるということで、ポロシャツで参加(Cybozudaysで軽い服装の人が多い印象だったから)
みんな白シャツばっかりやん・・・失敗した 笑

猪原歯科の前田さんに勇気を絞って名刺交換をお願いする
医療介護福祉業界の人でも登壇する人いるんだ・・・すごい人だ・・・俺も真面目に仕事しよう
cybozudays2018 osaka
正直あまり行く気はしなかった・・・
去年気持ちをフルボッコにされたイベントですが峠さんが登壇すると聞いたので、これは行くしかないと参加
一緒にkintone始めたのにこんな大勢の前で話すなんて・・・(話す勇気も内容もないけど、どういうコネで登壇したんだろう?)
颯爽と帰ることなく、色々なパートナー企業のブース回ったり、質問したりと積極的に楽しめました
全ての情報がネットの載っている訳ではないんだな・・・

2019年
なぜこうなったのか分かりませんが、雑誌に寄稿したり、事例取材受けたり、kintone hive出たり、Cybozudays出たり
嫁さん的には
「サイボウズのイベント怖いわ~あれは俺が行くところじゃないな~って言ってたのに最近どしたん?」
本当どしたんでしょうね?笑
そして今後どうなるんでしょう?誰か教えて・・・

まぁまぁここまで大変でしたわ・・・笑
そして、まだまだ迷走中です♪ゴールなさそう!!