kintone連携サービスで医療介護資源をデータベース化

以前、kViewerで医療介護の待機情報を発信したいって記事をアップしたことがあります

では、地域にある介護事業所や病院の待機情報をそれぞれがアップしたとして有効活用できるのか?

出来れば、1つページで複数の待機情報を確認できれば、情報を探す側としては有難いかと考えます。

そこで、今回は

  • kintone
  • フォームブリッジ
  • kViewer

を使って、出来るだけ低コストで地域の医療介護資源のデータベースを構築できないか考えてみました。

kintoneで実現したいこと

kintoneでしたいことは

kinbozu
医療介護の事業所情報や待機状況を1つのデータベースで検索可能としたい!!

ということで、kintoneに情報を入れて、kViewerで公開する

それだけだと、情報変更したい場合

  • 市町村に担当者を置いて、連絡があった都度変更する?
  • 各施設にkintoneのアカウントを配布して変更する?

どっちにしても面倒くさいし、お金も結構かかります。

空き情報を入力する為に、ゲストアカウントだとしても月々スタンダードコースであれば年間14,110円(税抜)

サイボウズからすれば、データベースに関わるユーザー数が増えれば増えるほど嬉しいかもしれませんが

bozu
待機情報は自身のホームページでするから結構!!

気持ちは分かりますが、基本のデータが一元化されていることで色々と効率化も図れます。基本のデータを見て、ここが気になるとなったら自サイトに飛んでもらい大いにアピールすれば良いかと・・・

kintone活用流れ

情報を見たい一般の方、情報を編集したい事業所側に関しては、基本無料でデーターベースを利用することが出来れば最高ですよね

市区町村などにちょこっと費用を負担してもらい、事業所は基本無料!!

  • kViewerを使って、情報は誰でも閲覧できる
  • Form Bridgeを使って、事業者は情報編集
  • kintoneを含めた費用は自治体
ざっくり費用

  • kintone(最低5ユーザー):年額88,200円
  • kViewer(プレミアムコース):年額171,000円
  • Form Bridge(プレミアムコース):年額159,600円
  • 合計年額:418,800円

 

年間40万円のコストを高いとみるか、安いとみるか

別に日本中の事業所をどこかに管理させて、年間40万で全国医療介護のデータベースも可能(な気がします)

実際のアプリイメージや連携サービスの設定イメージを書いていきます

kintoneアプリ

まず、kintoneのアプリですが、例として介護老人保健施設の待機情報を共有する為のアプリを作っていきます。

アプリフィールド

  • 更新日
  • 法人名
  • 事業所名
  • 事業者番号
  • 男性ベッド
  • 女性ベッド
  • 個室
  • 備考
  • その他事業所情報

これらに対応するフィールドを配置しています。

ほぼ文字列(1行)で構成されています。

kintoneに直接入力はしない

kintoneはデータを蓄積していく場所として存在させる

kintoneユーザーでなくても、情報を編集することが出来れば事業所に1つのkintoneユーザーアカウントを取得する必要はなくります。

最低5ユーザーだけ、管理アカウントとしてkintoneと契約しておいて

kintone連携サービスの1つFormBridgeを利用することで、kintoneユーザーでなくても、情報を編集することが可能となります。

Form Bridge(フォームブリッジ)

サイボウズスタートアップスさんのForm Bridge

フォームブリッジ
フォームブリッジは、web上に公開するフォームを作成できるサービスです。

入力されたデータはkintoneに投稿できます。ホームページでのお問い合わせ受付や申込み、アンケートなどのフォームを簡単に作成できるようになります。

また、簡単なフォームを作成するだけではなく、kintoneの画面では実現できない条件分岐フォームやステップフォーム等、高度なフォームを作成することも可能です。

フォームブリッジ設定

フォームを作っていきますが、

新しいフォームをつくる

  • はじめから作成
  • 回答データを複数のkintoneアプリに保存するフォーム
目的のフォームをつくる

  • 無記名アンケートフォーム
  • 記名アンケートフォーム
  • お問い合わせフォーム
  • イベント申込フォーム
  • Web試験フォーム

今後色々とフォームを試していきますが、今回ははじめから作成でフォームを作っていきます。

と言っても、カスタマイズを置いといて基本的な設定だけであれば、

  1. 作成したkintoneアプリのURLを入力
  2. アプリの設定からAPIトークンを生成し、入力

これで、基本的なフォームは完成しちゃいます

こんな感じで、フィールドが配置されます。

アクセス制限を設定

誰でも情報を編集できると混乱を招きます。

そんな人はいないと思いますが、基本一般の方は閲覧のみで編集できない。事業者は配布されたユーザー名とパスワードを使って編集する。

1000通りのアクセス制限がかけられるみたいですが、まぁ今回は1個だけ設定しました

簡易認証を利用するにチェックをいれて、名前は誰がどのユーザー名とパスワードを利用しているかを把握するためのものだと思います。

これで、編集完了させて公開させればフォームブリッジの設定は終了。

右上のボタンに公開フォームってボタンがあるので、開いておきましょう。後でそのURLをkViewerで利用しますので~

kViewer

次に、kintoneのレコードをフォームブリッジでkintoneユーザーでなくても編集できるようにしました。しかし、レコードを閲覧するにはkintoneユーザーじゃないと・・・

ってことで、これまたサイボウズスタートアップスさんのkViewerを使ってkintoneレコードを一般公開していきます。

kViewer設定

他の記事でも書いたことがあるので、今回はさらっと設定についいて書いていきます。

メインコンテンツには

  • 法人名
  • 事業所名
  • 更新日
  • 男性ベッド
  • 女性ベッド
  • 個室

と必要な情報がある程度分かるように設定しています。

各情報をクリックすれば詳細な情報ページに飛ぶように、行自体を詳細リンクにするにチェックを入れています

レコード詳細は見やすい様に全ての情報を配置しています。

これに関しては作成する人の好みがあるかと思いますね・・・

検索フォーム

情報を確認したい施設の情報を探すために、検索フォームをつけておきます。

今回は事業所名で検索できるように設定しています。

フォームブリッジと連携

このままだと、kViewerを利用してkintoneユーザーでない人も情報を確認できる

しかし、編集ボタンが表示されないのでフォームブリッジと連携します

フォームブリッジの設定で、最後に開いたフォームのURLを入力します。ボタンレイアウトはお好みで

 

実際の画面

実際作成した内容を、画面でチェックしていきましょう

トップ画面

登録している施設の一部情報が確認できます。メインコンテンツで設定したフィールドが表示されます。

左上には検索ボタンが表示されています。

詳細画面

施設名や法人名などをクリックすると詳細画面が表示されます。

今回は最低限の情報を載せていますが、kintoneのフィールドを増やすことで様々な情報を載せることが可能

右の方にあるのが編集ボタン

編集画面

編集ボタンをクリックすると、フォームブリッジでアクセス制限を設定したので

  • ユーザー名
  • パスワード

の入力を求められます。なので、ユーザー名とパスワードを知っている事業所側だけが編集できる

ここで編集した内容は、kintoneに反映されます。kintoneのレコードが変更されたら変更された内容をkViewerで閲覧し、編集したければフォームブリッジで編集。

通所の場合は?

今回、介護老人保健施設を対象にアプリを作成しました。

bozu
男女に個室って、デイサービスなら曜日表記必要じゃないの?

そうなんです。

なので、kintone1つのアプリに全てのサービス情報を詰め込むのは難しい。

  • 入所系
  • 通所系
  • 訪問系

それぞれでkintoneアプリを作成し、連携サービスと繋げるのがベストかと

例えば、通所系なら以下の画像みたいに曜日ごとに空き情報を入力できればいいかもしれません

まとめ

今回は、サイボウズ社のkintoneとサイボウズスタートアップス社のkViewerとフォームブリッジを利用しました

kintone連携サービスを利用すれば、kintoneに登録した医療介護施設の情報を、kintoneユーザーでなくても情報を閲覧し、編集できる仕組みが可能です。

老人ホームに入居したい

インターネットで検索しても、利用したい曜日に空きがあるのか分からない。これは一般の方だけではなく、居宅介護支援事業所のケアマネジャーも同じ様な状況です。

もちろん、一般の方と比較すれば、空き情報がFAXされてきたり電話のやり取りで情報をGETしている可能性もありますが、地域全ての医療介護資源の待機情報や特性を把握している人はいないでしょう。

なら、kintoneみたいなサービスを利用して、地域にとって貴重な医療介護資源の情報共有をすることもありなんじゃないでしょうか?

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