kintone社内認定試験を導入して、理解を深めた

kintone認定試験は皆さんご存知ですか?

僕も受験しましたが、誰しもが認定試験を受けようとは思わないですよね?

でも、誰がどの程度のkintoneの知識があるのか知りたい!!

先日Live配信されたYoutubeで詳しく話しをしているのでまずは閲覧お願いします!!

kintoneを語るユーザー座談会!〜Cybozu Days Osaka 前夜祭Live〜

kintoneを語るユーザー座談会!〜Cybozu Days Osaka 前夜祭Live〜

ということで、動画で内容をブログにアップすると話したのでアップ!!

あなたはkintoneで個人情報扱う自信ありますか?

どんな仕事でも漏洩してはいけない情報があると思います。

外部に漏洩しないように

  • IP制限
  • セキュアアクセス

を駆使して外に漏れないように情報を守っています。

しかし、守られている環境内でもこんなことありませんか?

bozu
人事情報のアプリが全員に公開されている!!どないなってるんや!!

同じ社内でもA部署だけで共有したい情報を集約するアプリは多々存在します。

これはkintoneのアクセス権を設定することで実現するんですが、この設定を知らない人がアプリを作成すると社内での情報漏洩が発生します。

この問題を解決するためには、ある一定のレベルじゃないとアプリ作れない設定できないうルールを設定しました。

社内認定kintone資格制度を導入してみた

社内認定というかキンボウズ認定資格 笑

WHITE        :業務上認められたアプリの閲覧,編集可能
BLUE          :業務上認められたアプリ設定変更可能
SILVER       :kintoneアプリ作成可能
GOLD         :kintoneシステム管理者権限
PLATINUM:Cybozu.com管理者権限

上記の様なレベル分けをしています。

各レベルに求めていることは

WHITE        :業務上kintoneが必要
BLUE          :アクセス権を理解している
SILVER       :アプリ連携やフィールドの機能を理解している
GOLD         :kintone認定アソシエイト合格
PLATINUM:kintone認定アプリデザインorカスタマイズスペシャリスト

こういったイメージをもって運用しています。

合格がメインではないんです。暗記する必要もありません。

後でどんなアプリを作ったかを説明しますが、社内認定試験は時間制限もなければネット検索しながら作ることも可能です。何故なら実際業務でkintoneを使う時は時間制限もないですし、ネット検索しながらアプリ作りますからね・・・

ポイントは合格が目的ではなく、機能を知って欲しい!!

社内認定試験 kintoneアプリイメージ

配置しているフィールドは

  • 受験希望カラー(ドロップダウンリスト)
  • 問題(文字列複数行)
  • 完成アプリURL(リンク)
  • 添付ファイル(添付ファイル)
  • 受験者(ユーザー選択)
  • 受験者名(文字列1行・・・まだユーザーではない人の為)
  • 各問題(文字列複数行)をグループフィールド内に入れています

こんな感じでフィールドを配置しています。

kintone社内認定試験アプリイメージ

社内kintone認定試験 問題例

【BLUE試験】
https://〇〇.cybozu.com/k/#/space/71上記スペース内に以下の条件のアプリを作成してください
①氏名、年齢、郵便番号、住所、備考を入力可能なフィールドが配置されている
②氏名、年齢、郵便番号、住所をレコード一覧に表示
③アプリは作成者と〇〇のみがアクセス可能
④備考以外のフィールドは〇〇のみ閲覧可能
⑤レコード追加時に管理アカウントに通知が飛ぶよう設定

【SILVER試験】
https://〇〇.cybozu.com/k/#/space/71
上記スペース内に以下の条件のアプリを作成してください

①ルックアップ
事業者情報アプリhttps://〇〇.cybozu.com/k/177/上記のアプリから、

 ・サービスの種類、事業所名、郵便番号、所在地をルックアップを用いて入力負担軽減
 ・居宅介護支援 〇〇区で絞込

②テーブルと計算
自宅から事業所までの交通費申請を行うために、

 ・テーブルを用いて、複数の公共交通機関を入力可能とする
 ・複数の公共交通機関の定期代を合計した金額を計算可能とする

③ユーザー選択フィールド

 ・レコード登録時に、ログインユーザーと〇〇のみがレコード閲覧可能とする

作成したアプリのURLをリンクに貼り付け、ステータスを進めてください

こんな感じです。

各会社さんや管理者さんによって求めたいことは違ってくると思います

僕はアクセス権と機能を理解して欲しいからこの様な問題にしています。

課題を選択したら該当する問題を表示させる kintone設定

問題を選択すると該当する問題が問題(複数行)に表示されます。

BLUEを選択するとBLUEの問題が表示される・・・

1つのアプリで全ての試験を管理したいし、自分が受けたい試験の問題だけを表示したい

TIS様項目選択フィールド連動各種設定プラグインを用いて、ドロップダウンリストから選択された試験に合った問題内容を問題(文字列複数行)に表示する様に設定しました。

kintone項目選択フィールド連動各種設定プラグイン

各問題(文字列複数行)はグループフィールドに入れているので基本は非表示ですが、クリックすれば表示されます。

しつこいかもしれませんが、合格するのは目的ではなく

bozu
kintoneの機能を知ることと、必要な設定機能等を身に付けてもらうことに重きを置いている

ので、問題がバレても問題ないのです。

あと、試験の管理にプロセス管理を用いています。プロセス管理を覚えてもらう為に敢えて導入しているのと、アプリできましたよって連絡いちいちするのが面倒くさいからボタンポチで終わらせたい。アプリテンプレートを使う場合作業者とか設定が必要なのでご注意を〜

僕自身の負担か軽減された

詳しい話はYoutubeを見て欲しいのですが、しっかりとした知識を有した仲間が増えるとアプリ作成の案件をお願いすることが可能となります。

これなら〇〇さんお願いできますか?

常に自分一人でアプリを作って保守運用していた頃に比べれば試験導入し、仲間を増やすことでかなり楽になりました

そして、試験を受けたメンバーも

「こんな機能があるなんて知らなかった。試験受けて知りました」

批判も多いだろうと予想していましたが、導入して良かったと思っています。

kintoneアプリテンプレート

難しい設定などはしていないので、必要ないかもしれませんがアプリテンプレート公開しておきます。