WordPressとkintone連携無料プラグイン

ワードプレスでホームページを作成している方は多いのではないでしょうか?

コンテンツ管理システム(CMS)を使用していないもの、カスタムコード化されたCMSを使用しているものなども含めてインターネット上のすべてのウェブサイトの34%をワードプレスが占めているという結果をみつけました。

bozu
ワードプレスみんな使ってるんだね

ブログとか、情報発信したいとなればnoteとかクローバPAGEとか色々な方法で情報発信できるようになりました。メールアドレスを登録するだけで、環境が即時提供されるイメージがありますね?

ワードプレスの場合、サーバー契約や必要時ドメイン取得等の準備が必要となります。無料有料テーマがワードプレスには存在し、利用することでHTMLやCSSなどを理解していない人でもホームページ制作が可能です。簡単に作成できるサービスと違って自由度が高い点が魅力ですかね。

今回は、ワードプレスとkintoneを組み合わせることで、ホームページの問い合わせを管理する仕組みを書いてみます。

【WordpressやSTUDIOチャレンジ】YouTube

ホームページの問い合わせ対応について

ホームページを公開する理由は色々ありますが、多くのホームページには問い合わせフォームを設置しているかと思います。

ワードプレスで構築したホームページに問い合わせが入ると、メールでお知らせを受ける。問い合わせを集計したいと考えた場合、メールの転記や入力フォームを集計可能な仕組みと連携させる必要が出てきます。できることならkintoneと連携させたい

有料のkintone連携サービスなら実現可能

ワードプレスでなくてもフォーム作成して、入力された情報をkintoneに蓄積するkintone有料連携サービスがいくつかあります。

無料でワードプレスに問い合わせフォームを作りたいと考えた場合、自分で作成するかContact Form7みたいなプラグインを用いるか

Googleフォームを利用するといった方法もあります
(商用利用なら有料契約ですかね)

色々と方法はあるのですが、

bozu
費用をかけず手間も少なくで、フォームに入力された情報をkintoneに蓄積したい!!

そんなことが可能になる無料のワードプレスプラグインがあるんです!!

kintoneエバンジェリストが作成したワードプレスプラグイン

kintoneエバンジェリストの細谷さんが、2018年のkintone hive osakaでkintoneとWordpressを連携するプラグインについて、kintone hackでお話しされていました

kintone hack osaka 2018:ログミー

存在は知っていたのですが、実際に試すことができる環境がなかったのですが、(職場のkintoneに自分のブログを繋ぐわけにもいかない)今回試す環境ができたので試してみました。

ワードプレスプラグインをインストール

まず、Contact Form7というプラグインをワードプレスにインストールします。このプラグインだけでも問い合わせを入力するフォーム作成は可能です。

入力された内容はメールで受け取ることが可能です。

bozu
どんな問い合わせが来ているか一覧で見たい(一覧作成をする手間はかけたくない)

ワードプレスを利用している方であれば、フォームに入力された情報を自動的にkintoneへレコード作成!!

顧客管理業務とか注文処理など実現するワードプレスプラグインが無料で公開されています

Form data to kintoneというワードプレスプラグイン!!

Form data to kintone

Contact Form7だけだと表示されないが、Form data to kintoneをインストールするとContact Form7の設定タブに「kintone」が表示されます

kintoneタブ選択

ワードプレスプラグイン設定

設定方法はContact Form7で行います。

まずはフォームを作成します。

Contact Form7フォーム設定

Contact Form7の設定方法はググってもらった方が・・・(確実に詳しいサイトがあるので)

Contact Form7でフォーム作成後、kintoneのアプリを作成しておきます。

bozu
フォームに入力された情報をkintoneに蓄積して管理するのが今回の目的ですからね~

kintone問合せフォーム

kintoneアプリでAPIトークンを生成しておきます(レコード追加にチェック)


kintoneアプリ作成出来たら、Contact Form7のkintoneタブから設定していきます。

kintoneドメイン(○○.cybozu.com)やメールアドレスを入力。フォームに入力された情報をどのkintoneアプリにレコード作成するのか指定し、kintoneで生成したAPIトークンを入力しGetクリック

後は、Contact Form7で作成したフォームとkintoneのフォームを紐づければ完了です。

Contact Form7のkintone設定

WordPress×kintone

例えば職員全体にアンケートを取りたいと考えた場合、Wordpressで投稿ページや固定ページをパスワード公開することで実施できるかもしれません。

ただ、公のホームページに

「職員専用ページ」

を作成して、万が一パスワード解除されると大変なことです。そういった場合はフォームブリッジとか別のkintone連携サービスをお勧めします。

  • WordPressを使っている
  • kintoneを使っている
  • ウェブフォームのフローを改善したい

3つとも当てはまる方は、一度お試しください!!

Contact Form 7

Form data to kintone