サバティカルのスカイパイロットシンセティックは、同じくサバティカルから発売されているスカイパイロットTCのポリエステルバージョンです。ワンポールに追加ポールで大空間のスカイパイロットシンセティックのレビューをご紹介します。
スカイパイロットとは?
サバティカルのスカイパイロットは、ワンポール系のテントです。真ん中にメインポール、サイドにサブポールと幕内3本のポールで支えています。前後左右に1本ずつポールを設置することで大空間を生み出すファミリー用のテントとなっています。
スカイパイロットは、当初TCのみ販売されていましたが、ポリエステルバージョンとしてシンセティックが発売されることになりました。
スカイパイロットTCとシンセティックの違いは?
スカイパイロット TC | スカイパイロット シンセティック | |
---|---|---|
定価 | ¥99,800 | ¥106,700 |
オンラインストア | ¥99,800 | ¥74,690 |
収納サイズ | W82×D39×H29cm | W80×D35×H29cm |
重量 | 22.4kg | 13.9kg |
ポール素材 | スチール | アルミ |
TCよりもシンセティックの方が値段が高いのですが、実際販売されている価格はシンセティックの方が安くなっています。シンセティックだけセールをしています。TCの方が値段が上がりがちなので、今の方が適正かなとは思いますが。
ただ、ポールがTCはスチールなのに対してシンセティックはアルミに変更されています。こういった違いで値段も変えていたとは思います。
付属品に大きな違いはなく、オプションで販売されているインナーテントやグランドシートはTCもシンセティックも両方利用することが可能です。
スカイパイロットのメリットデメリット
スカイパイロットは一時期特にTCが購入できないモデルでした。2024年に入って、どちらのモデルもすぐに購入できるようになりました。
スカイパイロットのメリット
横幅が7mを超える大型幕なのに、ワンポール仕様のおかげで大きさにしては設営は簡単です。大型幕と考えれば、TCもシンセティックもコスパの高いテントだと思います。
入り口のポールにタープを接続することも可能です(TCの場合、オプション販売のアルミポールに変更を推奨されている)大型幕ですが、奥行きは4mないので10mの区画サイトであればテントとタープを接続することも可能です。
付属のインナーテントはもちろんのこと、幕自体が大きいので色々なテントをカンガルースタイルとして利用することが可能です。我が家では、DODのワガヤノテントを入れてキャンプしていました。
スカイパイロットのデメリット
メリットに書いた7mを超える横幅ですが、サイトによっては設営できないところも多いと思います。利用するキャンプ場の情報はしっかりと確認しておきましょう(広さはあっても、駐車スペース込みの場合もあるので)
TCバージョンに関しては、乾燥問題があります。ポリエステルよりもTCの方がカビが発生しやすく、しっかり乾燥させておかないとすぐにカビが発生します。TCテントはある程度の雨なら耐えられますし、夏は涼しく冬の結露も防いでくれます。真夏はいいですが、冬はこの大型幕を乾燥させるのは大変です。
重さ乾燥が苦じゃないならTC、気軽に使うならシンセティック
スカイパイロットTCかシンセティックか悩む所です。シンセティックを利用して、同じサバティカルのモーニンググローリーTCを持っていた私としては重さや乾燥が苦じゃないならTCをオススメします。もちろん、豪雨ではTC生地は耐えられないかも知れませんが、ポリエステル幕だからといって絶対に大丈夫というわけではありませんしね。
逆に軽くて、カビを気にしすぎなくていい(ポリエステルでもカビます)のはシンセティックを選択すべきでしょう。値段もお手頃ですしね。