コロナ禍でオンラインセミナーに登壇する機会も増えました。
自身でライブ配信をすることもできるようになり、映像の幅を広げるためにクロマキー合成を活用する場面も増えました。
クロマキー合成は映えるんですが、その準備を自宅でするのは結構面倒くさい。そこで、折り畳みのグリーンスクリーンを購入しました。
使用した感想は、Zoom等のオンラインミーティングで利用する場合、カメラにズーム機能がないと顔面ドアップでいいなら利用できる商品。ミラーレス一眼など画角を変更できるなら便利な商品かと・・・
常にグリーンスクリーンを設置可能な環境では不要
例えば壁一面に緑の布を設置して、グリーンスクリーンを設置できれば楽でしょう。
壁にピンでもいいですし、突っ張り棒で引っ掛けても綺麗に設置できると思います
[voice icon=”https://kinbozu.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_8609.jpg” name=”bozu” type=”l big”]誰でも壁一面に設置できる訳ではないし、自宅でやるなら尚更ハードルが上がる[/voice]
私も、緑布を購入して色々と設置方法を試してきましたが、撤収作業を考えると面倒くさいことに変わりはなかったです
支柱を使って設置
突っ張り棒に設置
グリーンバッグの前に立って歩きながら話をすることはなく、座りながら登壇資料とクロマキー合成するだけなので、グリーンスクリーンはそこまで大きくなくても良い
特に、自室で筋トレするので常に設置は邪魔で仕方ない
折りたたみグリーンスクリーンを使ってみた
折りたたみグリーンスクリーンをネットで検索すると、評価はそこまで高くない
おそらくカメラの視野角問題と、椅子の相性なんだろうと思いつつポチってみる
椅子につけてみましたが、大抵の椅子にはつくかと思います
この時、SONY FX3に20mmのレンズを付けて撮影。広角レンズだから布以外の部分が映ってますね。
ということで、まずはZoomを起動してバーチャル背景を試してみます
折りたたみグリーンスクリーンをZoomで利用
メインPCはMacMiniなので、外付けカメラとしてジクールのC980を利用しています。フルHD(1080p)で映像出力可能でF値は2.0、視野角は78°なのでフルサイズカメラだと26mm前後でしょうかね。すごく便利な商品です。
ロジクールカメラと自分の位置は大体60cm離れています。
下記の写真みたいな感じになりました。ちょっと近づくぐらいでは解決しそうにないですね。
ただ、グリーンスクリーンがあるかないかでZoomのバーチャル背景に関わる処理には大きく影響するみたいでした。その点は動画で確認いただければ。
折りたたみグリーンスクリーンとATEM Miniで利用
機材さえあれば、ズームしたり映像をクロップしてクロマキー合成可能です。下記の画像のような映像をZoomに認識させることも可能です。この折りたたみグリーンスクリーンも活用できそうな気がします(当然)