スノーピークとアンカーがコラボして発売したモバイルバッテリー”ギガパワーバッテリー15000/30000″をご紹介。OD缶をしたモバイルバッテリーで、専用のLEDランタンを利用することができます。
高すぎるスノーピークのモバイルバッテリー
スノーピークのモバイルバッテリーは買うべきかどうか聞かれると迷います。まず、値段と性能と見ると買う必要はないかと思います。(私は買いましたが)
同じ容量だと、コンパクトで安価なバッテリーは山ほどある
まず、モバイルバッテリーとしてだけで見ると買う必要はないと思います。このギガパワーバッテリーですが、15000mAhと30000mAhが発売されています。同じAnkerのモバイルバッテリーと比較するとこんな感じで、高くて重いです。
商品名 | 定価 | 1mAhあたり | 重量 |
ギガパワー15000mAh | ¥21,780 | ¥1.45 | 600g |
ギガパワー30000mAh | ¥31,900 | ¥1.06 | 1100g |
Anker PowerCore Essential 20000 | ¥7,790 | ¥0.39 | 343g |
スノーピーク製品はあまり値引きされませんが、Ankerのモバイルバッテリーはセールするので更に安くなります。モバイルバッテリーとしての機能だけを求めるのであれば、スノーピークのモバイルバッテリーはオススメできません。買ってはいけません。
機能が優れているわけではない、OD缶をしたモバイルバッテリー
普通のモバイルバッテリーよりは重いし、値段も高いので機能が特段優れているわけではありません。形がスノーピークのOD缶の形をしているという部分は、キャンパーやスノーピーカーであれば価値を感じるかもしれません。
形以外にもう1点、スノーピークから発売されているランタンがこのモバイルバッテリー専用のものが発売されています。
このモバイルバッテリーでしか使えないギガパワーランタン
ギガパワーランタンTLとギガパワーランタンHLの2つは、ギガパワーバッテリー専用のランタンです。組み合わせは自由ですが、HLは消費電力が大きいのでギガパワーバッテリー30000mAhが良いと思います。
ギガパワーランタンは、ギガパワーバッテリーがないと使えない訳ではありません。USB-Cケーブルを用いて電力を供給すればランタン自体は点灯します。点灯しますが、その状態では自立しないので実質使いにくい、使えないということになります。公式ではギガパワーバッテリー以外で使うなとも記載されています。
ギガパワーランタン自体は非常に良い製品だと思いますので、このランタンを使うためにバッテリー購入はアリだと思います。
ターゲットはランタン使用者なギガパワーバッテリー
私は、ギガパワーバッテリー15000mAhと30000mAh両方購入しました。オートキャンプサイトメインなので、重さは気になりません。15000mAhでも重いですが、仕事も在宅か車移動なので出先で使用することもあります。見た目が面白いので、キャンプする方には受けはいいです。
ただ、モバイルバッテリーを探している方にお勧めすることはありません。重さと価格から、もっと安価で高性能な製品はたくさんありますからね。