SnowPeak2025年新作のソフトクーラーボックス”システムクーラーインナー19L,62L”2サイズが発売されました。両方買いましたが、想像以上に高性能だったのでご紹介します。

新しくなったスノーピークのソフトクーラーボックス
スノーピークは、ハードクーラーボックスの”ハードロッククーラー 40QT”と、ソフトクーラー11L,18L38Lの4種類が展開されていました。今回はソフトクーラーボックスの新作となります。
既に発売されているソフトクーラーシリーズは分厚さが5mm前後に対して、システムクーラーは20mmと分厚くなっています。その分、ソフトクーラーは折りたたむことができましたが、システムクーラーは折りたたむことができません。
折り畳めないソフトクーラーボックス
私も色々とソフトクーラーボックス購入してきましたが、ソフトクーラーのいいところは折り畳めるところ。使わない時やキャンプ後の帰り道にコンパクトになることは大きなメリットだと思います。
スノーピークのシステムクーラーは19Lも62Lも折り畳むことはできません。ただ、折り畳めない分分厚いので保冷力はあります。折り畳めないならハードクーラーでいいじゃないかと思うかもしれませんが、システムクーラー62Lの重さは3.4kg。ハードロッククーラー 40QTは容量38Lですが、重さは11kgあります。重さでシステムクーラーを選択するのもアリかと思います。
夏の1泊2日なら十分使えるソフトクーラーボックス
実際に色々検証してみました。まとめるとこんな感じです。
しっかり保冷剤を入れておけば、真夏の1泊2日のキャンプであれば十分使えるレベルでした。スノーピークのサイトでも
一泊二日のキャンプでも氷が残るほどの高い保冷力を持ち
と記載しています。ソロだと19Lで62Lは520×420×430(h)mmとかなり大きい。ソフトクーラーボックスとは思えない大きさです。

なぜここまで大きいのかと思ったのですが、理由は19Lが62Lの中に収まるからです。
62Lの中に19L
62Lのシステムクーラーの中に19Lのシステムクーラを入れることができます。19Lの隣には29Lの空きスペースができますので48Lは使える計算です。高性能ソフトクーラーボックスに同じく高性能ソフトクーラーボックスを入れるので、2泊3日でも大丈夫な気がします。19Lには腐らせてはいけないもの、29L側には溶けてもいいものや保冷剤などを入れておく。
両方足しても3.4kg+1.5kg=4.9kgなので軽量クーラーボックスだと思います。ソロキャンプもファミリーキャンプもする方は両方買うのもアリだと思います。
ただ、折り畳めませんのでその点だけご注意ください。