YouTube配信機材によって映像や音声のクオリティが異なる。
ライブ配信をする。機材を使わなくてもパソコンやスマホだけで十分配信は可能です。少し凝った画にしたい場合、配信ソフトや配信機材を使うと楽できます。
今回は私がYouTubeライブ配信で使うソフトや機材を4つ紹介します。
StreamYardは簡単配信だけど、画質や音質は大きく劣化する
配信機材ではなく、Webサービスを使ってYouTubeライブ配信ができるのがStreamYardです。Chromeなどブラウザで利用できる配信サービスです。
詳細は別記事にまとめていますが、Zoomなどオンラインミーティングを利用するぐらいの感覚でライブ配信が可能となります。パソコン内蔵カメラや内蔵マイクを使ってライブ配信をすることも可能ですし、外付けのカメラマイクを使った配信も可能です。無料でも十分すぎる機能は使えるので
- 気軽に配信
- 離れた相手と一緒に配信
- コストをかげずに配信
- コメントを配信中に表示したい
非常に便利なのですが、有料プランにしないと720pと画質が悪い。有料プランにすると1080pを設定できるのですが、機材を使った配信と比較すると同じ1080pと言っても画質は劣っていると感じました。音声も同様に良いとはいえない。
離れている人との配信など、機材だけではどうしようもできないことができるので、画質や音質を補える機能と手軽さはあります。
私は現地の配信ではStreamYardを使うことはないですが、離れた相手との対談配信や配信をとりあえずやってみたいって人にはオススメのサービスかと思います。
ATEM Miniはオールインワンな配信機材
ATEM MIni 特にATEM MiniPro以上のモデルがあれば簡単にライブ配信が可能となります。機材の購入コストはかかりますが、価格破壊と言われているようで他のメーカーと比較しても高パフォーマンス機材だと思います。
ATEM MiniPro以上のモデルは、LANケーブルを挿せば配信ソフト(OBSなど)を利用しなくてもそのまま機材だけで配信できる夢のような機材です。
PCがあれば、専用ソフトを使って細かな配信設定が可能です。不満点としては
- ボタンが多すぎて小さい(間違って別のボタン押してしまいそう)
- XLR端子がついていない
特に配信の時の音声は大切です。高めのマイクはXLR端子であることが多いです。そういったマイクはATEM Miniだけでは使えません。変換ケーブルを使ったりオーディオインターフェイスを使ったりする必要があります。
不満点もありますが、ATEMMiniはUSB Type-CケーブルでPCと繋ぐだけで映像や音声をPCに出力することが可能です。ZoomでもOBSでも使えます。キャプチャーボード不要でパソコンに映像や音声を取り込めるのはありがたい機能です。
他の機材だと、キャプチャーボード経由とUSB Type-Cケーブル経由だと、Type-Cの方が画質が悪かったりするんですがATEM Miniは画質が綺麗なままZoomなど使えます。OBSを経由して配信することも可能なので、配信機材に悩んでいる方はまずATEM Miniシリーズを使ってみることをオススメします(何度も書きますが、コスパがいいんです)
VR-1HDは音声に強いがOBSなどソフトが必要
VR-1HD単体ではライブ配信はできませんし、録画録音もできないです。しかし、私は一番多用している機材です。
- XLR端子がつかえる
- 操作がしやすい
- 映像も音声もエフェクト設定が可能
USB経由でPCに映像や音声を取り込めますが、29.97pとATEM Miniと比較するとUSB経由での映像劣化が目立ちます。(USB経由はそれ以外にもノイズが入るなどあまりよろしくないので、PCからVR-1HDを操作するぐらいしか使っていないです)
綺麗な映像を取り込みたい場合は、HDMIケーブルとキャプチャーボードを利用して取り込むようにしています。色々と準備するものが必要なりますが、その分クオリティには満足できるかと思います。
YoloBoxProは画期的なYouTube配信機材 アップデートに期待
これさえあればPCすら不要となる魔法の端末YoloBoxPro。これ1台でライブ配信の全てが賄える最強なYouTube配信機材。
- 映像を画面で確認
- 機材から直接配信可能
- PinPなど画を編集可能
- コメントをライブ中に表示
できることが多くて、そりゃ色々な配信者が取り上げますよね。価格は高いですが、色々と揃えることを考えれば決して高すぎるというわけではないです。
Wi-FiやLANケーブルがなくても大丈夫。SIMカードを挿せますので、圏外でなければ配信可能ってのがすごく魅力的です。
私はVR-1HDの映像や音声をHDMIで出力して、YoloBoxProに繋いでライブ配信しています。YoloBoxProは音声入力できるんですが、設定可能な項目が音量ぐらいでエフェクトかけることができないのが難点です。あと、映像が若干黄色っぽくなるのも難点ですが、アップデートが高頻度であるので今後色々と改善されていくと信じています。
今回比較した中では一番映像が綺麗でした(黄色っぽくなるけど)
結論として、1つの機材で全てが賄えたり満足できるものはない。複数機材を組み合わせることで、個々の弱点を補って理想の映像や音声に近づけていく。どれもオススメなので、一番大切な部分が賄えるソフトや機材を選択して、そのまま沼に落ちてきてください!