ゼインアーツのギンガ(GINGA)を実際に使い、設営のしやすさやインナーテントの広さ、使って気になった点をまとめました。家族で使う際のマットの収まりや、出入りのしやすさも紹介します。
最初に、薪ストーブについて訂正します。以前はこの記事で「薪ストーブOK」「薪ストーブ対応」と表現していましたが、メーカーの取扱説明書には火気厳禁と明記されています。煙突ポートやTCルーフシートが付属することを、メーカーによる薪ストーブ使用の許可・推奨と受け取れる表現にしていたため、修正しました。
本文には、私が薪ストーブを使用し、幕体に穴を開けてしまった経験も残しています。これは過去の使用記録であり、同様の使用を勧めるものではありません。換気や一酸化炭素チェッカーの使用によって、メーカーの火気厳禁という注意事項が解除されるものでもありません。
ゼインアーツ GINGAとは?
GINGAにはTCルーフシートと煙突ポートが付属しています。ただし、これらの付属品があることと、メーカーがテント内での薪ストーブ使用を許可・推奨していることは別です。公式取扱説明書には火気厳禁と明記されており、購入判断の際には、この注意事項も含めて確認してください。
■ 基本スペック
| 用途・人数 | 4〜5人用 2ルームテント |
| 本体生地 | 150Dポリエステルリップストップ(難燃加工・耐水圧1,500mm) |
| ルーフ | TC(コットン&ポリエステル混紡) |
| メインポール | A6061 / φ32mm / 全長250cm |
| 総重量 | 約25kg |
| 煙突ポート | φ80mm・φ110mmの2サイズ付属 |
TCルーフシートと煙突ポートの構成
TCルーフシートと煙突ポートの仕様を確認するときは、形状や付属品と、メーカーが定める使用上の注意を分けて確認してください。
TCルーフシートと火の粉による損傷
TCルーフシートが付属していても、火の粉による穴あきや火災を防げるとは限りません。私の使用時にも幕体の損傷が発生しています。メーカーの火気厳禁という注意事項を優先してください。
- TC素材は遮光性も高いため、夏は日差しを柔らかくし、結露も抑制。通年使えるテントになっている。

煙突ポートの付属と使用上の注意
煙突ポートは付属しますが、市販の薪ストーブのほとんどに対応するとは言い切れません。煙突ポートの存在や寸法だけで、使用の適合性・安全性を判断しないでください。メーカーの取扱説明書では火気厳禁とされています。

ゼインアーツの薪ストーブは2025年時点で発売されていませんが、今後に期待ですね。
設営のコツと、家族から入った「意外なクレーム」
設営自体は複雑そうな見た目と違って結構簡単です。4角をペグダウンしてセンターポールを立てれば自立するので、風が強い日でも一人で安心して進められました。
- ハイブリッド構造: ワンポールの手軽さと、ロロのような居住性のいいとこ取り。
- ポールの見分け: ポールの長さや曲がり具合で判別しますが、正直「色分け」などの目印が欲しかった……。
- ガイロープの罠: 動画2回目、前面のガイロープをクロスして張ったら、家族から**「ここから出られないじゃないか!」とクレームが(笑)。出入り口に干渉しない張り方の工夫が必要です。
薪ストーブ使用時に幕体へ穴が開いた経験
私はGINGAでスノーピークのMKストーブを使用した際、幕体に2箇所ほど穴を開けてしまいました。使用時には、TCルーフシートと本体の間に火の粉が入り込んだと考えています。
これは私の使用時に起きた損傷の記録です。原因を検証によって特定したものではなく、煙突の高さや薪の量を変えれば防げると保証することもできません。
メーカーの取扱説明書では火気厳禁とされています。この記事の使用例や写真を、薪ストーブ使用の適合性・安全性を示すものとして扱わないでください。


家族5人で寝れる?インナーテントのサイズ感
気になる寝室の広さですが、スノーピークのダブルマット(126cm幅)を使って検証しました。
- 最大幅320cm: スノーピークダブルマット2枚(252cm)を並べて、左右に少し余裕がある程度。
- 5人就寝は?: 奥行き(250cm)があるので、足元に荷物を置けば大人2人+子供3人は「パンパンだけどイケる」というサイズ感です。
- ランドロック比較: ランドロック(幅360cm)に比べると、横幅はタイトに感じます。
スノーピークのダブルマットは、他社製品よりも幅が狭いんですよね。よくあるキャンプ用のダブルマット2枚を並べることは難しいと思います。あと10cmほど横幅が足りない。ゼインアーツのテントはロロもそうですけど、ちょっとインナーテントが狭いんですよね。
GINGAを選ぶ前に確認したいこと
GINGAを検討する際は、設営方法、インナーテントに手持ちのマットが収まるか、荷物を置いた状態で出入りできるかを確認することをおすすめします。
私の場合は、実際に使うことで寝室のサイズ感や出入りの注意点が分かりました。この記事では、その使用感と、幕体を損傷させた経験を購入前の判断材料として残しています。
薪ストーブを使いたいという理由だけで、このテントをおすすめすることはしません。付属品の特徴だけで判断せず、メーカーの取扱説明書と注意事項も確認してください。