キャンプ場での調理方法は様々です。ガスバーナー、焚き火、電子レンジ。いや、電子レンジはあまりないかもしれませんが、バッテリー式の電子レンジはキャンプ場でも結構便利なのでご紹介します。
キャンプ場で電子レンジを使用する際の課題
電子レンジは冷凍食品や家で作ってきたおかずなどを温めることができる便利な家電です。家にある電子レンジを持っていってる方もいますが、使用するのに色々と課題があります。
電子レンジをキャンプ場に運ぶまでが大変
まず、市販の電子レンジはコンパクトなものでも10kg前後と重いです。重いですが2ルームテントとかと比較すれば重さも気にならないかもしれません。重さは気にならなくても、普段家に置いているレンジをキャンプの度に車に運ぶのは大変ですよね。取手があるわけでもないので、持っていっても設置するのが大変です。
電子レンジを使う際の電力確保が大変
大きな車などであれば電子レンジを運ぶのは容易かもしれません。もう1つの課題として、電子レンジの電源問題です。電源サイトであれば600w~1500wなどサイトによって利用できるワット数の上限が決められています。電子レンジだけであれば、電源サイトでも利用できます。
ただ、電気カーペットや電気毛布など電源を使いたい家電製品があれば、一旦切ってから電子レンジを使うことになるサイトもあるでしょう。ポータブル電源でも電子レンジが使えるタイプはありますが、かなりの電力を消費します。
MAIKTA MW001Gはバッテリー式電子レンジ
そこで、MAIKITAのMW001Gというバッテリー式の電子レンジを購入しました。重さは8.8kgとまぁまぁ重いですが、持ち運びしやすい取っ手がついており、見た目もキャンプなど屋外で利用しても違和感ない見た目です。
350Wと500Wの2種類のワット数が選択できる
市販の電子レンジのように1000wなど高出力は無理ですが、350wと500wが選べるようになっています。500wあれば、ある程度の冷凍食品を調理することができます。電子レンジ専用の冷凍食品も増えていますので、キャンプ場でのご飯レパートリーはグッと広がると思います。たこ焼き、フライドポテト、お弁当、ケーキとかが数分でできるので快適でした。
使用可能時間は使用するバッテリー容量によって異なる
使用可能時間はどの容量のバッテリーを利用するかで変わってきます。私はBL4050Fを2本持っていますので、500Wなら22分利用できます。バッテリーをキャンプ場で充電できればもっと長い時間使えますが、
1充電使用時間(目安) | ||
装着バッテリー (1本でも使用可能) | 出力モード | |
350W | 500W | |
BL4025✖️2本 | 約14分 | 約8分 |
BL4040✖️2本 | 約21分 | 約15分 |
BL4050F✖️2本 | 約30分 | 約22分 |
BL4080F✖️2本 | 約48分 | 約35分 |
PDC1200 | 約1時間53分 | 約1時間24分 |
キャンプで利用は課題多いが、防災グッズとしては?
便利だけど、積載量は確実に増えますしバッテリー含めると超高級電子レンジと化します。いいテント買える値段ですからね。防災グッズとして考えたとしても、せいぜい40分程度しか使えません。バッテリー充電したければポータブルバッテリー使って、ポタ電をソーラーパネルで充電すれば使えますが・・・あまり現実的ではないですよね。
電子レンジで冷凍食品使おうと思っても、災害時は冷凍食品が溶けるでしょうしね
使い所は難しいですが、キャンプしたいけど料理面倒くさい時に活用したり車中泊とかで活用できると思っています。