ゼインアーツのソロからデュオまで対応可能なオキトマ2のレビューを書きます。設営はソロテントにしては時間かかりますが、快適に過ごせるテントです。
オキトマ2は1人から2人がちょうど良いサイズのテント
オキトマ2のサイズは395cm×280cm×140cmと、狭め区画サイトでも設営できるサイズです。インナーテントとグランドシートも付属しているので、追加で買うものが少なくて済むのもいいですね。
インナーテントは、ダブルサイズのマットは大きさ的に厳しそうです。菱形なので、セミダブルぐらいであればインナーテント内に収まると思います。大人2人だと少し窮屈、大人と子供1人ずつだとちょうどいい感じかな?
オキトマ2のポールは6本、ガイロープは12本
設営に必要なポールは6本と、このサイズのテントとしては多いし設営に時間がかかったという印象です。ゼインアーツやサバティカルのテントはガイロープも多いことが多く、オキトマ2は12本+α(跳ね上げたり、風対策で増える)。ワンポールテントのように簡単に設営とはいきません。
その分、ドームテントのような感覚でテント内はポールレスなので広々過ごせます。
スカートと跳ね上げポールがないテントである
スカートは付いていないので、真冬はテント内寒いかもしれません(その分換気できると思えばいいと思ってますが)入り口部分を跳ね上げることができますが、付属していないので追加で2本購入する必要があります。追加でポールが必要か不要かはキャンプスタイル次第ですが、オキトマ2でキャンプするのであればあった方が便利です。日差しを遮るというよりは雨対策で活躍すると思います。
手放した理由は、冬でも使えるテントが欲しい
いいテントなのですが、私はオキトマ2を手放しました。手放した理由はいくつかあります。
ソロキャンプ用のテントにしては、設営に時間がかかる
同時期に使っていたテントは、サバティカルのモーニンググローリー。四隅ペグダウンして、メインポール入れる。サブポールで引っ張って、サイドポールで空間広げる。工程としては、オキトマ2と使用するポールの本数もガイロープの本数も大きく異なるほどではない。
だったら、空間の広いモーニンググローリーでいいかと思いました。TCだけじゃなく、ポリエステル版も出ましたしね。オキトマ2はかっこいいが故に、ポールは6本とガイロープ12本とソロにしては多い印象。
縦長インナーテントに慣れなかった
2ルームテントは前にリビング後ろにインナーテント。オキトマ2は左右に分かれている感じ。レイアウトを考えた時、子供と2人で行くと考えた時に自分の持っているギアは結構大きくて、オキトマ2には合わなかった。
コンパクトなテントに慣れていないのにかっこいいから買ってしまった。ポリエステル生地なので雨でも大丈夫ですが、子供と一緒になると少し手狭でした。モーニンググローリーみたいな高さがあると子供とのキャンプにはいいかもしれない。
スカートがないルーフシートもないので冬は寒くて結露しそう
オキトマ2にはスカートがありません。私はどちらかというと秋冬キャンプが好きで、キャンプに行く回数も多くなります。オキトマ2はスカート以外の部分(ファスナーなど)も含めて3シーズン対応のテントです。真冬に使えないといわけではないですし、スカートがないと冬キャンプできないというわけでもないんですが、他のテントと比較して手放すことにしました。
見た目おしゃれで、機能性も十分なテントなので置き場所さえあればストックしておきたかったテントです。ソロデュオキャンプする方は是非ご検討ください。