OPENCOMMとWF-1000XM4のZoom音声を比較してみた

オンラインミーティングに骨伝導ヘッドホンのOPENCOMMをよく利用します。骨伝導ヘッドホンは周囲の音を自然に聞くことができるので、在宅勤務で重宝しています。子供の声やインターホンの音など聴こえるのはありがたい。

ただ、ノイズキャンセリングはできないです。耳がガッツリ空いているので耳栓でもしないと難しいですね。音漏れもしますので、集中したい時や新幹線などの移動時はSONYのWF-1000XM4を使用しています。

OPENCOMMもWF-1000XM4もメリットデメリットはあります。コンセプトが違う商品なので当然ですが、気になるのはオンラインミーティン時の自分声はどれだけクリアに聞こえているのか?

【OPENCOMM VS WF-1000XM4】 Zoomで使うとどっちが声綺麗に届けられるのか比較検証

OPENCOMMの方が声がクリアに聞こえる

Zoomのローカルレコーディングで、OPENCOMMとWF-1000XM4の声を比較しました。結果OPENCOMMの方がクリアーに聞こえました。

マイクの位置が口元に近い形をしているOPENCOMMに声のクリアーな部分は軍配が上がります。高いマイクでも、マイクと口元の位置が離れると音は劣化します。逆に安いマイクでも適切な位置であれば綺麗に聞こえますからね。

WF-1000XM4のマイクが悪いわけではない

OPENCOMMと比較すると劣りますが、聞いた感じでは別の骨伝導ヘッドホンAEROPEXよりは優れていると思いましたし、最新モデルのOPENRUN PROと同じくらいのクオリティでした。OPENCOMM以外はマイクと口元の位置が離れてしまうので、どうしてもOPENCOMMと比較すると劣っていまいます。

Zoomなどのオンラインミーティングの場合OPENCOMMもWF-1000XM4も綺麗な声で発言をお届けしてくれます。同時に比較すると優劣の判断ができますが、比較しない限り相手は満足してあなたの発言を聞いてくれるでしょう。

新幹線などに乗っている時、骨伝導ヘッドフォンは後ろのワイヤー部分が邪魔になります。ヘッドレストがあれば邪魔に感じるでしょうし、寝ながら使いたい場合は装着場所に工夫が必要となります。そう考えるとWF-1000XM4やAirPodsのような形の方が良いという方もいるでしょう。

分離型の骨伝導イヤホンも販売されていますが、レビューが高いものが少ないですね。

OPENCOMMが最強のオンラインミーティングマイクではない

OPENCOMMがZoomと相性がいいのは間違いないです。間違い無いのですが、最強マイクかと言われるとそうではないです。今回の動画もでも出てきましたが、オーディオミキサーを利用したダイナミックマイクやコンデンサーマイクと比較すればOPENCOMMでも劣ってしまいます。

【Zoomミーティングマイク5選】2年間のリモートワークで気に入った、Zoomミーティングに使えるマイク5選

私自身、出先やリビングでオンラインミーティングをする場合

  • MacBookPro
  • OPENCOMM

この組み合わせでオンラインミーティングに参加しています。これが自室になると

  • MacBookPro
  • MV7
  • VR-1HD
  • FX3

といった組み合わせで参加します。音声はもちろん映像も高画質になるのでセミナーとかでは多用している組み合わせです。MV7はパソコンに直接繋ぐこともできるダイナミックマイクなので非常におすすめです。

OPENCOMMは仕事メインで使う方。WF-1000XM4は仕事でも使うけど、音楽を聴いたり移動時に使いたい方。ってイメージかなと思っています。

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