ゼインアーツから2024年販売されたウータS、ワンポールプラス4本のポールで快適な空間を作ることができるTC生地のテントです。今回ウータSをキャンプで使ってみたのでレビュー記事書いてみます。
ウータSとウータLの違い
まず、ウータはLサイズとSサイズの2サイズ展開されています。Lサイズについてはこちらの記事をご参考ください。イメージとして3人以上ならウータLで1〜2人で利用するならウータSといった感じですね。
ウータSとウータLはサイズ以外違いがない
ウータSとウータLの違いですが、サイズ以外違いはありません(テント、インナーテント、ガイロープなどのサイズ)付属するガイロープの本数やペグダウンの箇所などは同じです。どちらかの設営を覚えればもう片方の設営も簡単にできるでしょう。サイズ感を知りたい方は両方設営してみたので、こちらの動画をご参考にしてもらえれば。
ウータSの魅力的な部分はどこか?
ウータSは販売数分で売り切れたテントです。再販も当日には売り切れた人気のテントなのですが、なぜそこまで人気なのでしょうか?
ウータSは複雑そうに見えるが、実は簡単設営
ウータSの魅力は、設営が簡単な部分です。動画はウータLですが、設営手順は同じです。
4隅をペグダウンして、ガイドロープを2本左右に引っ張ってペグダウンします。ガイドロープはサイドポールのガイロープ代わりですね。ペグダウン後、メインポール→サイドポール→フロントポールとセットしていきます。最後に後方のペグダウンとガイロープで張りを出せば設営完了。ウータSの場合は15分ほどでインナーも含めて設営できました(ウータL3回ぐらい設営して慣れてるかもしれませんが)
コストパフォーマンスがおかしいテントである
ゼインアーツは日本のメーカーです。テント自体国産ではないですが、中華メーカーと比較すると日本のメーカーのテントは高めです。ゼインアーツは比較的安価なテントも出していましたが、一番安かったテントはワンポールテントのギギ1(ポリエステル)で¥47,850 。このテントはインナーテントが別売りなので、インナーテントをつけると6万円を超えます。
ウータSは¥39,800でインナーテント付属。しかも、前後メッシュになるのでコストはかかっていると思うのですがこの価格です。安いから手を抜いているってことはなくて、生地もしっかりしていますしインナーテントも快適です。メイン以外のポールは細めなので、色々な部分でコストカットできるようにしていると思いますが、キャンプしている中でそういった部分が気になることは少なかったです。
ウータSはソロでゆったり、デュオでも快適なテントである
こちらの写真はウータSの前室なのですが、1人で座っていても余裕があるのが分かります。ソロだと広々使えますし、デュオでも狭くて過ごせないってことはないと思います。
今回私はウータLに家族が寝て、ウータSに私とワンちゃんが寝ました。前回のキャンプではウータLに家族とワンちゃんが寝たのでウータLが狭いってことはないです。むしろ広いのですが、ウータSのインナーテントも広いです。
Sって製品名に入っているので、すごく小さいのかなと思うのですが広々しており快適です。ソロだと少し広すぎるかなと思ったので、ウータMでもいい気がします。
売り切れが続くが、いずれ買えるテントです
売り切れが続いていますが、販売後オークションなどにも出されているので転売目的も多いのだと思います。EC限定にして、色々とコストカット頑張ってくれているテントです。一時期のテントが買えないって状況よりはマシですが、せっかくコスパ重視したテントなのでゼインアーツのサイトから購入することをおすすめします。