ゼインアーツからEC限定で発売されたワンポールテント、ウータSとウータL。今回はウータLでキャンプしてきたので、ウータLの良さと注意点をレビューしていきます。
ウータLは、大型TC生地のワンポールテント
ウータLは幅485cm、長さ570cm、高さ270cmのファミリーキャンプに最適な大型テントです。この大きさには珍しいTC生地のテントとなります。
メッシュ部分が前後にあり、特に前方はメッシュ部分が多く配置されているので夏は涼しく過ごせるテント。冬は結露などあまり気にせず快適に過ごせるテントだと思います。
大型テントにしては、設営時間が短いテント
ワンポールテントに部類されると思います。ウータLは、サイドポール2本とフロントポール2本の合計5本のポールで設営が可能です。インナーテント含めないと初張りで15分ほどで設営できました。
ペグはテントだけだと18本、インナーテントに2本の合計20本必要です。20本となると多く感じるかもですが、ペグを打つ場所が近くに複数あるので、そこまで大変ではなかったです。
ガイロープは前方に4本、後方に8本必要となります。テントに付属しているので、後方は事前にテントにつけて置くと設営が楽になると思います。前方は、フロントポールに2本ずつ使います。1本はテントにつけておいて、1本は設営時ポールにつける感じがいいかと感じました。
インナーテントがついて、59,800円というコスパが良い
ウータSもウータLもインナーテントが標準で付属しています。サバティカルのモーニンググローリーとウータLは同じ59,800円なのですが、モーニンググローリーにはインナーテント付属していません。大きさを考えると、ウータLのコスパがいいのがわかります。
ウータLのインナーテントは広くて、DODのソトネノキワミLを2枚並べても余裕がある広さでした。ファミリーキャンプに最適なテントですね。
ちょっと気になる、ウータLについて
SとLでサイズが選べて、コスパの良いウータですが気になる点もいくつかあったので書いていきます。
ウータLのフロントポールとサイドポールが細い
ウータLのセンターポールはアルミの直径32mmですが、フロントポールは17.5mmでサイドは14.5mmです。サイドポールは気にならなかったのですが、フロントポールは少し細いなと感じました。ガイドロープが多く、ピン張りが少し難しいテントなので、無理にフロント部分を設営しちゃうとポールの破損しちゃいそうな気がしました。サイドとフロントポールが小さいからこその低コストなのは理解できますがね。
前室部分のランタンどこに吊るそうか?
モーニンググローリーの場合、ハンガーテープが付属しているのでランタン吊るす場所困らなかったんですがね。ウータには付属していないので、自分で準備するかフロント部分とトグル部分にでも吊るすか悩みました。
我が家はゼインアーツのコズハンガー持っていたので、ポールにランタン吊るせばいい感じでした。注意点として、ウータSとウータLはセンターポールの直径が違うので、2種類販売されていますから自分の必要なサイズに適した製品を購入ください。
おすすめできる、ワンポールファミキャンテント
設営撤収、コスト、使用感など総合的に非常に満足できるテントでした。
ECサイト限定なので、実物を見ることがあまりできないのがアレですが、おすすめできるテントです。TC生地なので収納サイズと重量はありますが、オールシーズン使えるテントなので、TC生地のテントを検討しているからは是非ご検討ください!