bocoから、完全ワイヤレス骨伝導イヤホンPEACE-SS1が発売されました。骨伝導ヘッドホンといえばShokzが有名だと思いますが、左右分離型のPEACE-SS1を試してみました。
- 使い勝手
- 音
- 声
などを、ShokzのOPENCOMMと比較してみたいと思います。
boco PEACE-SS1の特徴
左右に分離する骨伝導イヤホン
boco PEACE-SS1は、同社が発売しているPEACE-TW1の後継機です。骨伝導イヤホンとして左右が分離する形なので、Shokzとは形状からして大きく異なります。
ケースで簡単充電が可能な骨伝導イヤホン
AirPodsと同じ、ケース兼充電器を採用しています。充電部分はUSB Type-C端子なので、Shokzの様な専用ケーブルを必要としない部分も魅力的です。


boco PEACE-SS1に性能について
それでは、肝心の音やマイク性能についてレビューしてみます。
骨伝導でも音はしっかり聞こえる
音については、しっかり聞こえます。
聞こえるんですが、OPENCOMMと比較すると全体的に軽い音
おそらく、装着部分で音についてはかなり変わってくると思います。
左右分離している分、OPENCOMMの様にジャストフィットは難しい。OPENCOMMはこめかみ部分にしっかり装着できる分、骨伝導部分もしっかりと骨の部分につけることができる。
boco PEACE-SS1については、耳に挟む形状なので、ピンポイントを自分で探す必要があります。ピンポイントに当たっても、OPENCOMMの様な骨伝導ヘッドフォンに比べると、音の聞こえ方は劣ると感じました。
マイクは聞き取れるが、非常にクリアとまではいかない
マイク性能を確かめるために、ZoomでPEACE-SS1を利用してみました。
Zoomの音声を聞いてみたところ、OPENCOMMよりは劣りますが、ミーティングで利用するには十分な性能かと思います。(個人的にはOPEN RUNPROに似た様なマイク音声でした)
ミーティングに利用するには問題ないですが、動画撮影や音声収録などの用途では少々物足りなさを感じました。
ヘッドフォンやイヤホンマイクは、口元からマイク部分が近ければ近いほど声が安定します。声の質にこだわりたい場合は、マイク単体を購入するのが一番ですね。
仕事ならOPENCOMM 私生活はPEACE-SS1
実際に1週間ほど使ってみた感想ですが
OPENCOMMと比較して良かった点
- ケース充電がShokz製品に慣れていると便利
- 左右分離なので、首の後ろを気にしなくていい
- 本体で操作できることが多い(再生停止など)
- 圧迫感がなく、長時間つけていても疲れない
OPENCOMMと比較して悪かった点
- 音と声に関しては、OPENCOMMよりも劣る
- 個人的に片方だけ失くしそう(汗)
仕事で使うなら、しっかり相手の声が聞こえる。自分の声はクリアに伝わるShokzのOPENCOMMを購入してください。
私生活で使うなら、音や声はある程度満足できる。普段使いが楽なboco PEACE-SS1を購入してください。
もしくは両方購入して、使い分けもいいですね。
- boco PEACE-SS1
- OPEN COMM