1人でパワーラックやハーフラック組み立てられるか

1人でパワーラック設置できるのか?

パワーラックやハーフラックを自宅に設置する際、色々と不安や心配になることが多いかと思います。その中で、たまにDMが入るのが一人で組み立てられますかね?

わかります分かります

パワーラックやハーフラックなど、大型のトレーニング機器を購入すると鋼鉄の塊が届きます。高さは2m前後と自身の身長よりも高い。そんなパワーラックやハーフラックを組み立てられるか心配だと思います。

結論としては、一人でも頑張って慎重に対応すれば組み立てることは可能

理由と注意点を書いていきます

基本は二人以上で組み立てるように注意書きされている

大体どの製品にも必ず2人以上で組み立てをお願いしますと注意書きとして記載されています。

アトラスハーフラックneo

まぁ、こんなデカブツを組み立てるんですから、ミスすると壁に穴を量産することになります。

基本的な流れとしては

  1. 床面を組み立てる
  2. 支柱を組み立てる
  3. 上部を組み立てる

こんな感じなんですが、①の床面は危険を伴わないことが多いです。

地面に置いた状態で作業ができるので、事故は起きにくいですよね

危険なのは、②③のフェーズです。器具によっては本当に危険です!!

支柱を誰かに支えてもらいながら組み立てるといいのですが、ひとりだと2mの支柱を体全体で支えながら組み立てるのは結構疲れます。(全集中)

支柱をクリアーすれば安心ではなく、器具によっては一人でやるのは相当困難なケースもあります。

器具によっては器具によっては・・・

イメージつかないと思いますので、3つのパワーラックハーフラックを例として、組み立てに焦点をあてて書いてみます。

一人でやれるもの、注意が必要なもの

IROTEC パワーラック HPM 1人組み立ては難しくない

IROTECのパワーラックHPMは、私が購入したパワーラックの中でコストパフィーマンスが一番高いと思っているトレーニング器具です。

マンションで利用していました。マンションの場合、エレベーターがないと大変です(搬入が)

IROTEC(アイロテック)パワーラックHPMラットオプションセット/ベンチプレス・懸垂・スクワット・ディップス・ローイング・大型マシン
IROTEC(アイロテック)

下記の画像のように、色が違う部分はそれぞれ違うパーツで構成されています。

青色(床面)3つのパーツを組み立てる。その後1本ずつ支柱を組み立てていきます。

通常パワーラックの支柱配置

支柱を体で支えながら床に組み立てたパーツと合体。

2mの支柱なので、ちょっとバランスを崩すと体制整えられないくらいに傾いて壁にドカン!!

支柱を支えつつ、素早くボルトを差し込んで仮止めすれば完全に支柱が倒れてくることはないです。なので、イージーです

支柱を4本立てて仮止めしてから上部のパーツを設置します。しんどいのはちょっと重量のあるチンニングバーの設置ですかね。両手で支えるとボルトで止められないので、片手で支えつつ支柱にボルトを差し込んでチンニングバーの穴を通して仮止め!!

無理そうなら、予め支柱にボルトを差し込んでおいて、うまいことチンニングバーの穴を通せば大丈夫。それも無理なら支柱を立てる段階でチンニングバーをつけておく(すごく傾くので、支柱仮止めの際バランス調整が難しくなる)

比較的1人で組み立てると考えれば、組み立てやすい部類に入ると思います(個人的主観)

アトラス ハーフラック NEO 1人組み立ては慎重に

こちらはマンションと一戸建てで利用していました。ハーフラックneoが新しいんですが、以前のモデルも購入したことがあります。

こちらのハーフラックは非常に頑丈で、特徴として驚く程に部品の数が少ないです。画像で簡単に説明すると細かな部品は置いといて

  1. 右支柱
  2. 左支柱
  3. 床面で左右繋ぐ
  4. 床面より上で左右を繋ぐ
  5. チンニングバー

大きなパーツは5つだけです。(あとセーフティやプレートラック)

ハーフラックneo支柱の組み立て

支柱が2セットだけであることに加えて、支柱が床面のパーツにもなります。

支柱と床パーツがくっついているので左右の支柱は重いしでかい

ハーフラックneo支柱

左右の支柱がこういった形状であることを知らないままに届いた時は衝撃を受けました。

パワーラックHPMみたいに、体で支柱を支えながらしなくても支柱単体で自立します。自立するので、そのまま床のパーツをボルトで繋げばいいんです。

繋げばいいんですけど、完全に安全な自立をする訳ではないです。

不安定ですので、ちょっとした弾みで傾きます。傾いたら終わります(重量的に)。

2人でやればいいんですが、今回はあくまで1人で組み立てる。

私は支柱を壁にもたれかけた状態で床のパーツと仮止めする。そうすることで、バランスを崩しても支柱が倒れてくることはない。床のパーツがつけば、安定するので設置したい場所に移動してもう片方の支柱を仮止めする。

移動は大変ですけど、バランス崩して壁や部屋を破壊されるよりはマシ。パーツが少ないので、あとは簡単です(チンニングバーはパワーラックHPMと同じ要領で)

基本は床面と支柱が一体化しているケースは珍しいので参考にならないかも。

そして、これまで色々なパワーラックやハーフラックを購入してきましたが、最強に組み立て難易度が高いパワーラックを先日導入しました。

タフスタッフ パワーラック 1人組み立てはきつい

タフスタッフのパワーラックはやばすぎる

このパワーラック、支柱4本と上部パーツ、下部パーツ

上部パーツは四角形した鉄の塊なんです!!

タフスタッフ パワーラック 支柱構図

  1. 床にコの字型のパーツを置く
  2. 4本の支柱を立てる
  3. バーベルラック、セーフティをはめる
  4. ロの字型のパーツを被せる

④がやばいんです・・・

既にチンニングバーもついたパーツを2m越えの支柱に被せる

1人でパワーラック設置は厳しい理由

上に掲げながら、フラットベンチ台に乗って被せました(微調整大変でした)

そもそも上部も下部も四角形の状態で配送されてくるので、パーツがバラバラになっている普通のパワーラックを買ったことがある人間からすると

さすがアメリカン・・・

タフスタッフパワーラック購入するなら、下記のリンクから購入すると分割手数料0だったりポイントついたりでお得になるかもです

TUFFSTUFFマシン公式通販サイト

と言うことで、1人でも頑張ればパワーラックもハーフラックも組み立てることはできます。

組み立ては大変ですが、解体も大変です。

壁側に移動させるとか、体で支えるなんて設置した後は難しいですからね

(タフスタッフ以外は1人で解体しましたけど、タフスタッフは奥さんに少し手伝ってもらいたい)

最後に一言

リスク回避のため、必ず2人以上でパワーラックやハーフラックは組み立てましょう!!責任持てないですからね!!

友人なり、家族なり、お隣さんなり呼びましょう・・・